Design Space-Semi
本活動は現代建築家の作品を図版集から建築を読み取り、模型作成し、
空間分析・設計手法・ディティール分析を行う活動である。
Harquitectes
2017
renovation of A-S house
改修前・改修後 1:100
この模型は改修前(奥)、改修後(手前)の模型で、改修前と改修後でどこを行ったかを模型で表現した。
断面詳細 1:20
外部をレンガ仕上げ、内部を白色塗装をしている。
Renovation of A-S Houseの分析
既存の柱に対してレンガを挟むことにより、柱の補強をしている。また、窓の連続性と階段部の天窓を取り付けることで、採光を考え、リノベーションした。
David Chipperfield
2011
Museo Jumex
俯瞰 1:500
平面と立面が周辺の建物からデザインが創出されたことをコンセプチュアルにした模型。
真上 1:500
真上から見ると、採光がどのように各日しているのかがわかりやすく、表現した。
断面詳細 1:50
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Museo Jumexの分析
メキシコ市の都市構造に対して流れる軸に沿うようにデザインし、重くなりやすい量塊的な建物は二階部分の開口を他階層と比べ、低くし、軽さを持つ建築になっている。
Go Hasegawa
2005
森の中の住宅
俯瞰 1:100
森林の中に切妻屋根の形をした建築が表出したものを表現したコンセプチュアル模型。
正面 1:100
この模型は、切妻屋根が入り子状になっていることを表現するために、透明化した模型表現をした。
断面詳細 1:50
切妻屋根が入り子状の内部に、採光がどのように考えられているのかを模型で表現したもの。
2006
桜台の住宅
俯瞰 1:100
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正面 1:100
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断面詳細 1:50
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2010
森のピロティ
俯瞰 1:100
この模型は軽井沢の奥地に建つ建物を約6mのピロティ空間をコンセプトとして、表現したもの。
正面 1:100
人間、建築、自然。人間のスケール感に対して自然をいかに近づけるかを表現した。
断面詳細 1:50
模型の右部分では、太陽の光が内部のルーバーから感じ取ることができる。また、その下部のルーバーからは、自分の今いる位置を感じ、自然との距離感を推し量ることができる。
2011
経堂の住宅
俯瞰 1:100
住宅街に建てられたこの建築では、屋根の素材感を重視したコンセプチュアルな模型表現にした。
正面 1:100
この建築は、一階の3×6版、2階の4×8版による高さ感によって、閉鎖的空間と外部への開く空間を分けている。
断面詳細 1:50
長谷川豪の設計する建築には、この四作品の模型を通して屋根の形(勾配)を作品一つ一つに
長谷川豪の建築について
他の建築家と違い、四作品を扱ったため1人の建築家としての分析を行なった。
各作品を考察して、屋根勾配への設計意識、それに伴った建築の高さ関係、内部やその建物での快適性から建物をデザインしている。
Steven Holl
1998
Museum of Contemporary Art Kiasma
俯瞰 1:500
このプロジェクトが位置するフィンランドのヘルシンキでは、年間を通して太陽光度が低く、その低く捉えづらい光を室内に受け入れるために建築自体が湾曲している。
真上 1:500
太陽高度のためだけに湾曲したのではなく、以前まで残っていた湖という自然を、そしてこの美術館からなる文化を遺伝子のように組み合わせるための湾曲でもある。
断面詳細 1:50
作品が直接太陽光に当たらないよう角度と光の反射を計算しており、美術館であるのに開放感と光の暖かみを感じることのできる繊細でダイナミックなディテールとなっている。